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読書感想文。

カテゴリー: 日記 — 投稿者: hoshi — 2008/4/2 水曜日9:35:36

昨日は、朝から突風、雷とすごい天気でした。。

図書館から、建築家の中村好文先生著の「住宅読本」という本を借りて読みました。建築専門書関係は、高価でなかなか手が出ず、図書館で借りれたらベターなんですが、若松の図書館は建築書に限らず、品揃えがう~んってかんじです。そんな中、前から購入を考えていたこの本があってラッキー!

内容は、著者がいい住宅を設計する上での重要視している要素を12章で紹介しているものです。感想は、なるほどそうですよねーと思うところあり、ちょっと説教されていると思うところあり、そう現実は理想どおりにいくまいと思うところあり。。。

その中でも、印象に残ったところ何点か。

「風」

著者は、旅をしていると「風」の付いた熟語が次々に頭に浮かんでくるそう。風光、風土、風物、風俗、風習。旅とは、こうした風に逢いにいくことであり、住宅を設計するうえでのキーワードになっていると。最近、新進の建築家達は、大きなコンセプトの元、いかにいままでにない変わった建築を創ろうかということに競っているような気がします。おととし、群馬の建築を巡る旅行にでたのですが、わたしの心にやきついたのは、新進の建築家が設計した美術館ではなく、館林のそんなに注目されていない美術館。よく手入れされた広大な芝生の中に、悠然としたカーブを描いて佇むすがたは、夕暮れの小雨の中とてもきれいでした。

「心地」

著者は、「居心地」のよい空間作りを大事にしています。「屋根裏空間は夢想を育み、夢見る人をかくまう」という言葉を引用していますが、畳1畳分の階段上の空きスペースを読書部屋としてみたり、居心地の良さを追求しています。スペースがあるとついつい、収納へとしてしまいがちですが、住む人のライフスタイルに合わせたちょっとした居心地のいい空間創りが必要ではないかと、今後心に留めようと思います。

「手ざわり」

著者は、愛着というものは、手のひらから触覚的な確かな手応えとして育ってくると言っています。特にだれもが手を触れる階段の手すりにはとにかくこだわっていて、その手摺りの形状は何種類もスタディーしています。近年、シンプルモダンの流行から、とにかくエッジが効いていて、シャープなデザインがもてはやされているように思えますが、著者はそれらが痛々しいと。「手ざわり」のよい住宅であって「目にもさわりのいい」住宅が理想だそうです。

わたしも、そんなやさしい住まい創りを心がけたいと思いました。

他にも紹介したい部分がたくさんありますが、長くなってしまいそうなので。

みなさんも機会があったらぜひ読んでみてください。

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